吊りしのぶ

気の向くまま、思い付くままに。記憶にとどめたいoutputの場として。

2023-01-01から1年間の記事一覧

「拙速な政治資金改革は避けよ。政治活動しない議員がはびこるだけ」(伊藤達美)に共感

政治とカネの問題がかまびすしい。政治資金改革の名の下、自民党は派閥を解消せよとか、政治資金パーティーは禁止すべきとか、ムチャクチャな意見が世間を闊歩している。 政治は、医療、教育、経済、軍事、外交などと同様、それ自体1つの専門分野である。素…

12月20日は八代英輝氏の統一教会名誉毀損裁判で控訴審判決か/追記:1審で八代発言は「不適切」と判示されていた

「ひるおび事件」とは、東京新聞によると、「TBS『ひるおび』で八代英輝弁護士が『教団がやっている外形的な犯罪行為』などと話し、教団の社会的評価を低下させた」というもの。 統一教会は「教団が『犯罪行為等』をした事実はない」として、名誉毀損で提訴…

解散命令請求の段階で3要件(組織性、悪質性、継続性)は放棄された~中山達樹弁護士の分析

岸田内閣は当初、解散命令の根拠法令には民法の不法行為も含まれるとし、その場合、「組織性・悪質性・継続性」の3要件が必要だとしていた。 ところが、解散命令請求(23年10月12日)の際の記者ブリーフィング資料を見ると、3要件のことなど雲散霧消していて…

共産党が元草津町議「性被害」のウソをやっと認めた!~自称被害者の言い分は正しいとは限らない。「統一教会の被害者」とて同様である

日本共産党が今頃になって間違いを認めた。 元草津町議・新井祥子氏が草津町の黒岩信忠町長から、白昼、町長室でレイプされたと主張していた件で、共産党は新井氏を擁護する側に立っていた。 こんなのはもう1年も前に、虚偽だと明らかになっていたこと。 何…

「正論」12月号中川・西岡対談の念法眞教に関する発言で「お詫び」掲載~「正論」24年1月号

「月刊正論」24年1月号をパラパラ見ていたら、一番最後の方の「編集者へ・編集者から」のページにある「お詫び」が目に入った。 何気なく読んだら、これが「正論」12月号の中川晴久氏(東京キリスト教神学研究所幹事)と西岡力氏(モラロジー道徳研究財団道…

竹島の島根県編入の正当性を示す海図発見の朗報

最近、竹島の領有権に関する新しいニュースが出た。FNNプライムオンライン(TSKさんいん中央テレビ)が期間限定で動画を公開している。 「竹島」と表記した最古の公的地図が見つかったとのこと。最初に報じたのは産経ニュースだろうか。その後、読売新聞オン…

岸田首相追及の朝日は小泉首相の統一教会「大幹部」呼び出し&面談をいつ報じるのか?~「2002年9月の訪朝前に北朝鮮の話を聞いた」

岸田首相が政調会長時代の2019年、統一教会の関連団体トップと面会していたと朝日新聞が1面で大々的に報じた。 朝日デジタルで無料部分だけ読んだが、紙では1面、それもトップ記事だったとは。 呆れて物も言えないとはこのことだ。 煽り、フェイク、プロパガ…

訴訟取り下げ!統一教会に1億2353万円の損害賠償を求めた三重県四日市市の元女性信者/追記:取り下げの報道有り

統一教会に1億2353万円の損害賠償を求め、8月29日に提訴した三重県四日市市の元女性信者(94)が、12月6日に第1回口頭弁論が開かれる前に訴訟を取り下げたそうだ。 12月2日付けで統一教会広報局がプレスリリースを出した。 今回の訴訟取り下げは、1億2353万…

被害の途方もない誇張、デッチ上げ。弁護団&全国弁連は謝罪せよ。 国民を欺き、いたずらに反統一教会感情を煽ったことを!

統一教会の財産保全をめぐる報道は、相も変わらず「被害」の誇張、水増しという本質的な問題に踏み込まず、自称被害者の発言や全国弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会)、被害対策弁護団(全国弁連のフロント団体)に頼った報道ばかり続けている。 財産保全…

暗殺犯に寄り添う鈴木エイトを追い詰めた門田隆将、竹田恒泰両氏~「正論」12月号

読みどころ満載の「月刊正論」12月号はどうやら完売したようだ。アマゾンで新本が品切れになったのは11月10日かその前だったと思うが、今見ると定価1700円(税込み)で売られている。元の値段は950円+税なのに。 統一教会の解散命令請求問題を取り上げた特…

「純アルコール量」の決定的な男女差

岸田首相の「女ならではの感性」発言が批判を浴びたときは心底呆れた。 「男女平等」とは男も女も差がないこと、同じこと、であるはずがないのに、違いを強調すると批判するお馬鹿さんが後を絶たない。 生物学的性差の存在は明白なのに、男女平等の観念を振…

島田裕巳氏が全国弁連の「統一教会による巨額被害額」のデタラメを淡々と批判。「財産保全の必要なし」と結論付けたのは正解だが、最後にズッコケた

事実上、全国弁連への厳しい批判と言っていい。 宗教学者島田裕巳氏が「現代ビジネス」(ウェブ)に11月17日付けで発表した論考、「支持率回復にも繋がらない岸田首相のちぐはぐな旧統一教会解散請求~巨額献金の背景こそが本当の闇なのだが」がそれである。…

真っ赤なウソ! 東洋経済新報社『これだけは知っておきたい統一教会問題』~「被害総額1237億円超」のデタラメ

とっくの昔に真っ赤なウソと判明したことを、今なお堂々と吹聴し、統一教会を不当に貶めているのが東洋経済新報社だ。 同社が出版した『これだけは知っておきたい 統一教会問題』(島薗進編、23年8月刊)のAmazonの宣伝文を読んでたまげた。「35年で被害総額…

性的マイノリティーの割合は3.5%。住基台帳に基づく初の全国調査結果公表。「10人に1人」はデタラメだった? 朝日、毎日、読売、日経、東京…みな沈黙の不思議。NHKも

11月11日の産経新聞によると、国立社会保障・人口問題研究所の初の全国調査で、日本における性的マイノリティーの割合は3.5%だった。 23年2月~3月にかけて実施されたもので、10月27日に結果の概要が公表された。 この数字は、これまで言われていた数値より…

謝罪ではなくお詫び。絶妙だった統一教会トップの会見。最大100億円の供託提案で自称被害者の不安も払拭できる

1,「被害者も被害金額も不明確」。よって法的な謝罪ではなく「お詫び」 2,全国弁連や対策弁護団のデッチ上げに等しい虚構の「被害額」にノーを宣言 3,自称被害者が本当に「被害を受けた」と思うなら、民事訴訟を提起するのが筋 4,最大100億円の供託…

荒唐無稽! 潜在的な被害額が1,200億円? 統一教会被害対策弁護団がぶち上げた誇大妄想と大風呂敷

1、「潜在的な被害額1,200億円」という狂気じみた誇大妄想 2、「過去35年の被害総額1,237億円」も真っ赤なウソだった! 3、22年8月報道「2009年のコンプライアンス宣言後の被害額は138億円」のウソ。それは17倍に膨らませた数字だった! 4、「違法な正体…

「2009年コンプライアンス宣言後の被害額138億円」とデッチ上げの数字で国民の反統一教会感情を煽った全国弁連と毎日新聞

毎日新聞22年8月16日付けは、コンプライアンス宣言後の10年以降でも2,875件の被害相談があり、被害額は約138億円に及ぶと報じた。 ところが、23年9月30日の全国弁連の声明によると、「コンプライアンス(法令遵守)宣言後の被害額は約19.5億円」だという。金…

「35年で被害総額1,237億円」は6倍に誇張された数字~解散命令請求の理由公表で全国弁連とマスコミのウソが暴かれた!

解散命令請求を受けて統一教会が記者会見を行った後に発表した「10月16日記者会見における声明全文―宗教法人解散命令請求に対して」には、被害額の誇張を強い調子で非難したくだりがある。 全国弁連は1987年~2021年までの被害総額を約1,237億円と言ってきた…

チャンネル正論が「解散命令請求を政権延命に使うな」と批判。なぜこういう真っ当な主張が産経新聞本紙には載らないのか?

文部科学省は10月13日、旧統一教会の解散命令請求に踏み切ったが、「チャンネル正論」はそのやり方には問題があると主張している。 かねて「月刊正論」は「月刊Hanada」とはまた違った切り口で、この問題での政府の権力行使やマスコミの魔女狩り的報道に疑問…

「被害総額1237億円」は壮大なウソだった! 対策弁護士連絡会にまんまと利用されたマスコミは恥を知るべき(2)/追記:全国弁連が消したデータの魚拓をアップ

全国霊感商法対策弁護士連絡会(対策弁護士連絡会、全国弁連)のデータをもとにマスコミが「被害額」として報じてきたものは、実は被害相談額だった。 当然、実際の被害額はそれよりも少ない。これまで「被害」の悪質な水増しが行われてきたと考えられる。そ…

「被害総額1237億円」は壮大なウソだった! 対策弁護士連絡会にまんまと利用されたマスコミは恥を知るべき(1)

統一教会による過去35年、1987年~2021年までの被害総額は1237億円に上る――とマスコミは繰り返し報道してきた。どのマスコミも横並びで、被害総額となると大抵この数字が出てくる。 出所は全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)。「情報源が同じなのだか…

ジャニー氏礼賛報道のAERAはなぜ廃業しないのか?~「メディアの沈黙」を象徴するAERAの追悼特集号は歯の浮くようなお世辞のオンパレード!

AERAは性加害問題に一切触れずにジャニー喜多川氏追悼特集号を作った。その罪は重く、深刻だと思う。 少なくとも今、AERAにはジャニーズ事務所の対応やら何やらについて、偉そうなことを言う資格は一切ない。 「その前にやることがあるだろう!」ということ…

「旧統一教会 過料通知は適切だったのか」(チャンネル正論)

遅ればせながら、チャンネル正論「旧統一教会 過料通知は適切だったのか」を見た。 文科省(文化庁)が質問に約2割回答がなかったことをもって「過料」を課すとしたことに、統一教会側が猛反発して「徹底的に争う」と記者会見したことを受けたもの。 7月17日…

紀藤正樹氏「弁護士や牧師がかかわっているケースで拉致監禁はない」のウソ(加筆有り)~荻窪栄光教会・森山諭牧師は「拉致監禁」の先駆者、その弟子が職業的脱会屋・宮村峻氏

紀藤正樹弁護士は、2010年7月、アメリカのニュージャージー州フォートリーで開催された「ICSA(国際カルト研究協会)」の国際会議で、統一教会信者への「拉致監禁による強制的な脱会説得」に関し、次のような発言をした。 <親がやり過ぎるケースは世界のど…

野党の女性議員たちも「女性ならではの感性」発言を連発しているではないか! ウンザリする下らない批判

したり顔で岸田首相の「女性ならではの感性」発言を批判する人が後を絶たない。ダイヤモンド・オンラインで変なことを書いているライターがいた。 この種の言葉は、女性の社会参画を支援する活動で知られるアメリカの女性学者も堂々と使っているし、むしろ「…

室井佑月氏、岸田首相の“女性ならでは“発言批判に疑問「バカみたい」の大正解/米ラトガーズ大学「アメリカ女性と政治センター」デビー・ウォルシュ所長の見解は?

14日のブログ(岸田首相「女性ならではの感性」発言に反発する東京新聞、蓮舫氏、平野啓一郎氏らの絶望的な愚かさ)の続きになるが、室井佑月氏がいいこと言っていた。 「ジェンダー差別っていうのはいけないけど、〝ジェンダー差〟はあるでしょ? 男の人と…

旧統一教会信者の皆さん、今は1人ひとりがアクションを起こす時。イエス曰く「自分の命を救おうと思う者はそれを失い、……」

国際弁護士の中山達樹弁護士のもとへ、続々と感謝や励ましのメッセージが届いているようだ。 中山弁護士のシンポジウムでの発表、ブックレット『拝啓岸田首相 家庭連合に、解散請求の要件なし』、弁護士ドットコムでの発言、著者インタビュー動画、ブログで…

岸田首相「女性ならではの感性」発言に反発する東京新聞、蓮舫氏、平野啓一郎氏らの絶望的な愚かさ

岸田首相が「女性ならではの感性」と発言したことに反発が相次いでいるというのだが、これまで「女性ならではの感性」「女性ならではの発想」「女性ならではの視点」等々を濫用してきたのは、当の女性自身である。 その証拠に、選挙の時の女性候補者たちの演…

アメリカで「性別は2つだけ」65%に増加。米公共宗教研究所の世論調査。「多様な性自認がある」は減少傾向

1,BuzzFeednews、CNN、HUFFPOST、ニューヨーク・タイムズ(論説)、MSNはみな極左? 2,ワシントン・タイムズはFOXニュースほど右ではない保守系紙 3,アメリカでは「性別は2つ」と考える人が65%。「性の多様性」信者をダブルスコアで引き離している 4,成…

「過料」とは何か? 統一教会は不当な「過料」処分に抗議し、裁判に持ち込んで最高裁まで争うべきだ!

1,「過料」処分とは何だろうか? 2,手続きには略式手続き(当事者の陳述なし)と正式裁判の2つがある 3,「過料」処分の発端は、岸田内閣の「(解散命令の要件には)民法の不法行為も含む」という違憲の法解釈変更にある 4,統一教会は略式手続きを拒否し…