吊りしのぶ

気の向くまま、思い付くままに。記憶にとどめたいoutputの場として。

2023-01-01から1年間の記事一覧

衆議院法制局「G7各国の性的指向・性自認に基づく差別禁止の法制度比較」を入手。遅ればせだが…

衆議院法制局が作成した資料「G7各国の性的指向・性自認に基づく差別禁止の法制度比較について」は、和田政宗議員のブログにアップされているが、小さくて読みづらい。 ameblo.jp どうせなら、もっと大きな文字で読めるようにしてほしいと思って探していたら…

杉並区の急進的性革命~文化的伝統の「男女二元論」を粉砕する行政

男女共同参画社会基本法という法律がある。フェミニストや左翼らの強い影響下で成立したこの法律ですら「男女」という二元論をキープしている。 ところが、この法律が学校教育、成人教育を通じて社会に浸透を始めるや、彼らは次なる目標に向けて動き出した。…

東京都杉並区では、ただならぬ性革命が進行中の模様

日本共産党の小池めぐみ区議(東京都杉並区)の4年前のツイッターが物議をかもしている。 superred2020kiroku.hateblo.jp 保守系の杉並区議、田中ゆうたろう氏の奥様のツイッター23年6月3日より 「日本の性教育は遅れてる」とか言ってる意識高い系の言う性教…

「被害総額の虚構」、統一教会冊子「第2章 メディア報道、ここが間違っています」より

1,メディア報道、ここが間違っています 2,消費者相談の上位は消費者金融、放送(テレビ、ラジオ)、新聞などが常連 3,新聞の相談件数3年分は、統一教会の35年分の相談件数と同じ 4,統一教会についてだけ「相談件数」を実際の被害と同一とみなすインチキ …

旧統一教会編『私たちの声を聞いてください』より。「夢の中で一緒に讃美歌『あまつましみず』を歌い舞った母」

去る4月、統一教会が『私たちの声を聞いてください』という冊子を出した。一部は統一教会系の出版社、光言社が公開している。 www.kogensha.jp 「声」は1から26まである。読むともなく見るともなくぱらぱらと眺めていたら、26の人の「声」がふと目に留まった…

被害者でっちあげ!霊感商法対策弁護士連絡会の手口~福田ますみさん「Hanada」7月号

1,「全国弁連の手口 被害者でっちあげ」。福田ますみさんの旧統一教会ルポが「Hanada」7月号に掲載 2,全国弁連が「旧統一教会の被害者は大勢いる」と大風呂敷を広げる理由 3,全国弁連が2009年3月25日のコンプライアンス宣言後も「被害」は続いているとハ…

韓国の駐日大使が「G8」入りに意欲!? 失笑を禁じ得ない時事通信のニュース

時事通信が24日夕方、韓国の尹徳敏駐日大使が「G8」入りに意欲を示したというニュースを配信した。 ほとんど冗談のような発言なので、今のところ全国紙、地方紙、テレビ局で報じているところはない。経済関係の専門紙が載せている程度だ。 www.jiji.com それ…

統一教会被害対策弁護団の記者会見は真っ赤なウソだった。「元信者」は現役信者、被害を受けたとは認識せず

1,統一教会被害対策弁護団の真っ赤なウソ会見 2,ろくに取材もしないで対策弁護団の会見を“大本営発表”した御用ジャーナリズム 3,あっという間にばれたウソ。サインした書類の写しすら渡さない対策弁護団 4,記者会見から僅か2日で発表された教団の調査報…

山﨑浩子さん事件は「拉致監禁による強制的な脱会説得」だと見抜いた『朝日キーワード94~95』

先日のブログに書いたことだが、長い文章の中に埋もれてしまった観がある。もったいないのでその部分だけ別タイトルで再アップすることにした。 1992年の統一教会の合同結婚式に参加した新体操選手の山﨑浩子さんは、お相手の勅使河原秀行氏(当時は証券会社…

ジャニー氏の性加害問題、偽善の「週刊文春」に正義面してテレビ局を批判する資格はない

1,ジャニー喜多川氏の性加害問題、長年知らんふりしてきたテレビ局の責任は重大 2,テレビ局のキャスターたちも共犯者。彼らも責任を免れないが、その自覚はあるのか! 3,「週刊文春」に鬼の首を取ったかのようにテレビ局を批判する資格はない 4,新体操選…

『大学のカルト対策』櫻井義秀・大畑昇編著(北海道大学出版会)の批判的検証第2部~by魚谷俊輔

櫻井義秀・大畑昇編著『大学のカルト対策』(北海道大学出版会、2012年)第2部 第2部 カルト問題―学生相談との関連 日本学生相談学会第30回大会シンポジウム 挨拶 1 外来宗教とカルト問題(櫻井義秀) 2 カルトによるマインド・コントロール(パスカル・ズィ…

『間違いだらけの「マインド・コントロール」論』の著者インタビューと目を引いた書評②

1,統一教会批判で大言壮語を競い合うメディアや識者たち 2,『間違いだらけの「マインド・コントロール」論』の批判を受けて立つメディアも識者もなし。反論できないんだろう 3,表立って反論しない紀藤正樹弁護士は、ある意味賢い。今さら論戦しても恥の上…

『間違いだらけの「マインド・コントロール」論』の著者インタビューと目を引いた書評①

過日、仕事で渋谷に行く機会があった。帰りに、せっかく渋谷に来たのだからと噂の世界平和統一家庭本部本部に寄ってきた。 テレビやネットで何十回となく見てきた本部入口の看板を眺めてから、道路の反対側を振り返ると小さな書店(らしきもの)がある。 ド…

どの口が言う! 全国霊感商法対策弁護士連絡会は過去30年以上、刑法220条違反の犯罪行為「拉致監禁による強制的脱会説得」を見て見ぬ振りをしてきた

1,「過去30~40年にわたる被害」を語る資格のない全国弁連 2,拉致監禁による強制的な脱会説得を「ずっと以前」と語る紀藤正樹弁護士のデタラメ 3,自殺した神戸真教会の高澤守牧師は2009年に「約800人を脱会させた」と豪語 4,2000年代、2010年代も拉致監…

統一教会本部が『間違いだらけの「マインド・コントロール」論~紀藤正樹弁護士への反論』(魚谷俊輔著)を「プレスリリース」。やっと出たか…

『間違いだらけの「マインド・コントロール」論』(魚谷俊輔著)が刊行されたのは3月末。たまたま統一教会本部を「お知らせ」をのぞいてみたら、5月8日付けで「プレスリリース」が載っていた。紀藤正樹弁護士らが吹聴する疑似科学の「マインド・コントロール…

『大学のカルト対策』櫻井義秀・大畑昇編著(北海道大学出版会)の批判的検証第1部~by魚谷俊輔

櫻井義秀・中西尋子著『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会、2010年)には、魚谷俊輔氏による全207回に及ぶ批判的検証がある。自らのブログに長期連載で発表したものだ。 これを目次と対応させてリンクを張り、整理してアップしようと思…

「合同結婚式は旧統一教会の人権侵害」(TBS膳場貴子アナ)は政府見解にも反する宗教差別。許しがたい異常な暴言

1,様変わりした合同結婚式。30年前の話を持ち出して非難するのは陰湿な宗教差別 2,「合同結婚式」を非難した膳場貴子アナは、アメリカの放送局なら即解雇 3,合同結婚式に参加した信者を拉致監禁する事例も頻発した。見て見ぬ振りの全国弁連。これこそ人権…

草津町長を「性加害者扱い」して謝罪しない傲慢な上野千鶴子・東京大学名誉教授

1,「町長室でレイプ」の作り話。元草津町議・新井祥子氏は虚偽告訴罪で訴追 2,傲慢な女、上野千鶴子 3,謝らない女、上野千鶴子 4,反日の朝日新聞でさえ吉田清治証言の記事を撤回して謝罪し、社長は辞任した。一方の上野千鶴子は… 1,「町長室でレイプ」…

LGBT法のG7前の成立は論外。「LGBT法が成立しない米国」(島田洋一氏)を熟読した

1,「G7でLGBT法がないのは日本だけ」とデマを流すマスコミ 2,反対する国会議員らを「差別主義者」と攻撃する傲慢不遜なLGBT過激運動家たち 3,「LGBT法は不要」とする当事者4団体が記者会見 4,LGBT法案をめぐる保守vsリベラル、真と偽の文化戦争 4,「『L…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む⑦

1,櫻井氏の調査対象者15名のうち実に14名までが強制的脱会者だった可能性がある 2,究極の「正体隠し」。親族にだまされ、見知らぬマンションに閉じ込められた元信者の怒りと悲しみに満ちた陳述書 3,家族で話し合いをすることさえ知らされていなかった …

「下関は統一教会の聖地」デマ。懲りない有田芳生氏は10年前「オセロ中島知子マインド・コントロール騒動」でも虚偽コメントを連発していた

1,教団本部が「聖地ではない」と否定しても、まだやってる有田芳生氏 2,国語力に問題があるのではないか? 3,自民党(岸元首相)と統一教会の関係の出発点は渋谷の教団本部では? 下関を持ち出すトンチンカン 4,元オセロ中島知子の「マインド・コントロ…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む⑥

1,「強制はだめ」と発言した山口広弁護士は、自分が担当した裁判につき、原告が脱会したプロセスに強制性がなかったかどうか調査・公表すべき 2,信者をだまして誘い出し、親族がよってたかって拉致し、監禁して棄教を迫る。過去30~40年、「正体隠し」の…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む⑤

1,櫻井氏はなぜ「脱会カウンセリングを受けた脱会者」を「自発的脱会者」に分類したのか? 2,「脱会カウンセラー」の話を聞くよう強制され、やむなく「イエス」と答えれば、話し合いに自発的に同意したことにされてしまう! 3,反統一教会勢力自身が作成…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む④

1,「正体隠し伝道」を批判しながら「強制的な脱会説得」を正当化する矛盾 2,「正体隠し伝道」ならぬ「正体隠し政党支持者集め」の体験 3,「強制的な脱会説得」の悪質さは言語道断。一切正当化の余地はない 4,紀藤正樹氏の言う「強引な手法」とは、ど…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む③

1,監禁された信者に対し強制的な脱会説得。クリスチャンとしても人間としても道徳的に恥ずべき行為 2,「脱会できてよかった」は結果論にすぎない。あくまで脱会を拒否した者はどうなるのか? 3,櫻井義秀氏に怒りを露わにした、「監禁を伴う強制的な脱会説…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む②

1,調査対象者についての櫻井義秀氏の記述にはウソがあった! 2,「監禁を伴う強制的な脱会説得」を受けた5名を特定 3,本人調書や陳述書など裁判資料から明らかになった「強制的脱会」の事実 4,反対尋問の際、軟禁ではなく監禁だと自ら“訂正”した元信者も …

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む①

1,魚谷俊輔氏の「書評:櫻井義秀・中西尋子著『統一教会』」全207回から連載52~54を紹介してくれた統一教会2世のRさん 2,櫻井氏は調査対象者66名にディプログラミング等外部からの介入による強制的脱会者はいないと言うが、それは本当なのか? 3,櫻井氏…

有田芳生氏の「下関は統一教会の聖地」というデマ、フェイク情報。国生さゆりさんは正しい!/【追記】統一教会が公式見解公表

有田芳生氏が衆議院山口4区補選で当選するかどうかは有権者が決めることだが、「下関は統一教会の聖地」がデマ情報、フェイク情報であることは明らかだ。 有田氏の戦略としては、下関=統一教会というイメージを作り上げ、そんなイメージは御免被りたいと考…

旧統一教会会長への共同通信インタビュー、机の上には『間違いだらけの「マインド・コントロール」論』が。塚田穂高氏の反知性主義的コメント

1,旧統一教会会長への共同通信インタビュー、記者に『間違いだらけの「マインド・コントロール」論』を手渡す 2,全ての良識ある者は「魔女狩りはやめよ」と声を大にして言うべき 3,上越教育大准教授・塚田穂高氏の反知性主義的コメント 4,塚田穂高氏…

『情況』2月号所収、東大名誉教授・島薗進氏の「統一教会と現代日本の政教関係」に見る破綻した論理と呆れた妄想

1,『情況』2月号所収、東大名誉教授・島薗進氏の「統一教会と現代日本の政教関係―公共空間を脅かす政教のもたれ合いと宗教右派」 2,副島嘉和氏襲撃事件(1984年)は旧統一教会と「関係あり」と匂わす 3,朝日新聞記者殺害(1987年)など一連の赤報隊事件は…