吊りしのぶ

気の向くまま、思い付くままに。記憶にとどめたいoutputの場として。

拉致監禁

「大江/樋田『懺悔録』の13の懺悔を分析・分類すると…」~中山達樹弁護士ブログから

樋田毅(ひだ・つよし)著『旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録』(光文社新書)が波紋を広げている。 Smart FLASHが大江益夫氏へのインタビュー記事を公開したほか、文春オンラインも同氏に話を聞いた。後者は有料。 smart-flash.jp bunshun.jp

「2009年コンプライアンス宣言後の被害額138億円」とデッチ上げの数字で国民の反統一教会感情を煽った全国弁連と毎日新聞

毎日新聞22年8月16日付けは、コンプライアンス宣言後の10年以降でも2,875件の被害相談があり、被害額は約138億円に及ぶと報じた。 ところが、23年9月30日の全国弁連の声明によると、「コンプライアンス(法令遵守)宣言後の被害額は約19.5億円」だという。金…

「被害総額1237億円」は壮大なウソだった! 対策弁護士連絡会にまんまと利用されたマスコミは恥を知るべき(2)/追記:全国弁連が消したデータの魚拓をアップ

全国霊感商法対策弁護士連絡会(対策弁護士連絡会、全国弁連)のデータをもとにマスコミが「被害額」として報じてきたものは、実は被害相談額だった。 当然、実際の被害額はそれよりも少ない。これまで「被害」の悪質な水増しが行われてきたと考えられる。そ…

紀藤正樹氏「弁護士や牧師がかかわっているケースで拉致監禁はない」のウソ(加筆有り)~荻窪栄光教会・森山諭牧師は「拉致監禁」の先駆者、その弟子が職業的脱会屋・宮村峻氏

紀藤正樹弁護士は、2010年7月、アメリカのニュージャージー州フォートリーで開催された「ICSA(国際カルト研究協会)」の国際会議で、統一教会信者への「拉致監禁による強制的な脱会説得」に関し、次のような発言をした。 <親がやり過ぎるケースは世界のど…

中山達樹弁護士「解散命令あり得ない」、弁護士ドットコムのインタビューで熱く語る

『拝啓岸田文雄首相 家庭連合に、解散請求の要件なし』(光言社)を刊行したばかりの中山達樹弁護士が、弁護士ドットコムに登場した。 「解散命令はあり得ない」「黒いところはない」と熱弁をふるっている。 案の定、批判が多いようだ。読めばなるほどと納得…

国際弁護士の中山達樹氏が霊感弁連の郷路征記弁護士を痛烈批判

国際弁護士で、統一教会の信者2世第3回シンポや拉致監禁強制改宗被害者の会の緊急特別シンポ「鈴木エイト氏の宗教ヘイトを糺す」にも登壇した中山達樹弁護士が、霊感弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会。全国弁連とも言う)の重鎮、郷路征記(まさき)弁護…

NHK、FNNに文化庁合田哲雄次長が「言論封殺」の暴挙!~「月刊Hanada」9月号・福田ますみ氏の「ルポ統一教会」

1,統一教会が文部科学省に「解散命令請求の不行使」を求め、申し入れ書提出 2,NHKがスクープし、時事が後追い。しかし全国紙、地方紙、民放各局は完全スルー 3,明らかになった政治的背景。公権力による言論封殺、行政とマスコミの結託 4,FNNが23年1月6日…

紀藤正樹弁護士が2012年に「ずっと以前」と書いた「拉致監禁による強制的な脱会説得」事件は2010年代にも起きていた

1,紀藤正樹著『マインド・コントロール』の欺瞞的な記述 2,「拉致監禁による脱会説得」は、2012年から見て「ずっと以前」にあった出来事なのか? 3,2006年と08年に名古屋大学、大阪大学で起きたワゴン車による連れ去り事件 4,人権派の紀藤正樹弁護士は、…

世界日報の全248回連載「“拉致監禁”の連鎖」part9,10(2013年)~3年1カ月監禁された山田舞さん。監禁中、紀藤正樹弁護士が婚姻無効裁判を担当。棄教を強要したのは宮村峻氏

1,世界日報の長期連載「“拉致監禁”の連鎖」(2012~13年)。なぜ書籍化しなかったのか? 2,連載(Part9と10)に登場する脱会屋、キリスト教牧師、弁護士らのリスト 3,2013年2月「“拉致監禁”の連鎖」part9 4,2013年5~6月「“拉致監禁”の連鎖」part10 …

岸田内閣が解散命令を請求した時が、統一教会の事実上の「死」

1,岸田内閣が解散命令を請求した時が、統一教会の事実上の「死」 2,裁判所界隈には「統一教会=悪」のイメージが浸透し、世論は「解散させよ!」の大合唱。これで裁判に勝てると思う方がおかしい 3,岸田内閣の決断は「信教の自由」が守られるかどうか、…

判決が認めた「拉致監禁を伴う強制的な脱会説得」の実例①~「統一教会の拉致監禁キャンペーン」という有田芳生氏らのデマ

1,過去30~40年行われてきた「拉致監禁を伴う強制的な脱会説得」 2,外部との連絡を遮断し、密室で行う「強制的な脱会説得」は非道な人権蹂躙 3,キリスト教牧師たちは「強制的な脱会説得」を自派の伝道の手段にしてきた 4,「統一教会の拉致監禁キャンペー…

徳永信一編著『家庭連合信者に人権はないのか』6月22日刊行予定/追記:まえがきの一部と目次が公開!/追記続:Kindle版も発売/追記続々:出版記念シンポの動画公開

1,保守派の論客、徳永信一弁護士の「月刊正論」3月号がベースか? 2,唯物的・反宗教的な日本社会が、似非科学の「マインド・コントロール論」をはびこらせる 3,「カルトと宗教は違う」としたり顔の宗教界は、自分で自分の首を絞めているようなもの 4,編…

47人の弁護士リスト。紀藤正樹氏はじめ『監禁250日 証言「脱会屋」の全て』の回収と謝罪文交付を要求し、言論封殺を狙った人たち/追記:紀藤氏側弁護団長「飯田正剛」の名も!

1,統一教会が紀藤正樹弁護士を訴えたからといって、スラップ訴訟であるはずがない 2,言論封殺は許されない。ならば、なぜ紀藤正樹弁護士は『監禁250日 証言「脱会屋」の全て』(光言社)の回収と謝罪文交付を求めたのか? 3,渡辺博、平田広志弁護士もいた…

紀藤正樹氏ら47人の弁護士が回収と謝罪を要求。恫喝まがいの通知書を送った過去につき、米本和広氏が『我らの不快な隣人』で言及

1,「恫喝と脅しだ。まともな人間ならそんなことはやらない」と良識ある市民は考える 2,まずは「ペンにはペンをもって反論する」が民主主義社会のマナー。なのに彼らは… 3,弁護士47人が回収と謝罪を要求したと米本和広氏が『我らの不快な隣人』で指摘 4,…

「スラップ訴訟だ」と騒ぐ紀藤正樹弁護士が、言論封殺の恫喝をしていた! 弁護士47人連名で『監禁250日 証言「脱会屋」の全て』(光言社)の回収と謝罪を要求の過去

1,「拉致監禁による強制的な脱会説得」の体験記が明らかにした「脱会屋」と弁護士の連携 2,『監禁250日 証言「脱会屋」の全て』(光言社)に対し、47人もの弁護士が連名で回収と謝罪を要求 3,「スラップ訴訟だ」と統一教会を批判した紀藤正樹弁護士は、一…

「拉致監禁の違法行為に協力した」と指弾された大沼和子弁護士は裁判官になっていた。アンビリーバブル!

中山達樹弁護士のブログを読んで驚愕した。『監禁250日 証言「脱会屋」の全て』(光言社刊、1994年)の中に、弁護士としては唯一、実名で登場する大沼和子弁護士。 彼女はかつて、拉致監禁され強制的な脱会説得を受けた著者の婚姻無効訴訟を担当した人物だ。…

LGBT法案を批判する滝本太郎弁護士の指摘はもっともだが、なぜ旧統一教会についてデマを流すのか?

1,滝本太郎弁護士の「トランスジェンダリズム思想」批判 2,日本学術会議はさっさと解体すべきだ 3,反日自虐史観の「村山談話」を出せたのは、これさえできたら内閣が吹っ飛んでもいいと村山氏が思っていたから 4,「旧統一教会は外部の情報や異論を何とし…

山﨑浩子さん事件は「拉致監禁による強制的な脱会説得」だと見抜いた『朝日キーワード94~95』

先日のブログに書いたことだが、長い文章の中に埋もれてしまった観がある。もったいないのでその部分だけ別タイトルで再アップすることにした。 1992年の統一教会の合同結婚式に参加した新体操選手の山﨑浩子さんは、お相手の勅使河原秀行氏(当時は証券会社…

ジャニー氏の性加害問題、偽善の「週刊文春」に正義面してテレビ局を批判する資格はない

1,ジャニー喜多川氏の性加害問題、長年知らんふりしてきたテレビ局の責任は重大 2,テレビ局のキャスターたちも共犯者。彼らも責任を免れないが、その自覚はあるのか! 3,「週刊文春」に鬼の首を取ったかのようにテレビ局を批判する資格はない 4,新体操選…

どの口が言う! 全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は過去30年以上、刑法220条違反の犯罪行為「拉致監禁による強制的脱会説得」を見て見ぬ振りをしてきた

1,「過去30~40年にわたる被害」を語る資格のない全国弁連 2,拉致監禁による強制的な脱会説得を「ずっと以前」と語る紀藤正樹弁護士のデタラメ 3,自殺した神戸真教会の高澤守牧師は2009年に「約800人を脱会させた」と豪語 4,2000年代、2010年代も拉致監…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む⑦

1,櫻井氏の調査対象者15名のうち実に14名までが強制的脱会者だった可能性がある 2,究極の「正体隠し」。親族にだまされ、見知らぬマンションに閉じ込められた元信者の怒りと悲しみに満ちた陳述書 3,家族で話し合いをすることさえ知らされていなかった …

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む⑥

1,「強制はだめ」と発言した山口広弁護士は、自分が担当した裁判につき、原告が脱会したプロセスに強制性がなかったかどうか調査・公表すべき 2,信者をだまして誘い出し、親族がよってたかって拉致し、監禁して棄教を迫る。過去30~40年、「正体隠し」の…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む⑤

1,櫻井氏はなぜ「脱会カウンセリングを受けた脱会者」を「自発的脱会者」に分類したのか? 2,「脱会カウンセラー」の話を聞くよう強制され、やむなく「イエス」と答えれば、話し合いに自発的に同意したことにされてしまう! 3,反統一教会勢力自身が作成…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む③

1,監禁された信者に対し強制的な脱会説得。クリスチャンとしても人間としても道徳的に恥ずべき行為 2,「脱会できてよかった」は結果論にすぎない。あくまで脱会を拒否した者はどうなるのか? 3,櫻井義秀氏に怒りを露わにした、「監禁を伴う強制的な脱会説…

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む②

1,調査対象者についての櫻井義秀氏の記述にはウソがあった! 2,「監禁を伴う強制的な脱会説得」を受けた5名を特定 3,本人調書や陳述書など裁判資料から明らかになった「強制的脱会」の事実 4,反対尋問の際、軟禁ではなく監禁だと自ら“訂正”した元信者も …

櫻井義秀氏が『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)で調査対象者の「監禁を伴う強制的な脱会説得」を隠蔽。魚谷俊輔氏の批判的検証・連載52~54を読む①

1,魚谷俊輔氏の「書評:櫻井義秀・中西尋子著『統一教会』」全207回から連載52~54を紹介してくれた統一教会2世のRさん 2,櫻井氏は調査対象者66名にディプログラミング等外部からの介入による強制的脱会者はいないと言うが、それは本当なのか? 3,櫻井氏…

「カルト」と宗教社会学(動画とテキスト)

前半(「カルト」とヘイトスピーチ)からの続き。 今、使われている「カルト」という言葉の最大の問題点は、極めて多義的な言葉であり、明確に定義できないという点です。 多義的というのは、いろいろな意味があるということです。したがって、カルトという…

国政を動かす「小川さゆり」の真実。待望の月刊Hanada3月号に掲載~福田ますみ「ルポ統一教会第3弾」/追記「体を売ってでも献金しろ」について

1,マスコミは小川さゆり証言を、ちゃんとウラ取りして報じたのか? 2,証言を鵜呑みにすることがどれだけ危険か――2つの実例:吉田清治氏と元草津町議・新井祥子氏 3,被害を訴えて裁判になったら裁判所は必ず双方の言い分を聞く。マスコミは小川さゆりさん…

月刊「Hanada」2月号に「宗教と政治」の専門家、杉原誠四郎氏が登場。「統一教会魔女狩り騒動」を断罪!

1,保守派の大御所、杉原誠四郎氏が「法治国家としてあり得ない常識を逸した統一教会叩き」と喝破 2,30年前に起きた山崎浩子さん脱会事件の裏も表も知り尽くしている(?)花田紀凱編集長 3,元信者が裁判を起こす背景には、拉致監禁による強制棄教がある 4…

月刊「Hanada」花田編集長の番組に福田ますみさん登場~統一教会とマインドコントロール

月刊「Hanada」で旧統一教会問題を連載中のジャーナリスト、福田ますみさんが花田紀凱編集長のネット番組「言論テレビ・右向け右」の12月2日付けに登場。 全編は48分だが、現在プレビュー版が13分弱公開されている。 福田ますみ・ノンフィクションライター |…