産経・月刊正論
エホバの証人のむち打ちが問題化している。「エホバの証人問題支援弁護団」なるものができたそうだ。日本社会が統一教会を槍玉に上げて新たな法律までできたのを見て、弁護士らは便乗しているのではないか。 産経が報じた2月28日の「弁護団」の会見には、明…
党首公選制の導入を訴えた松竹伸幸氏(ジャーナリスト)を除名した日本共産党の対応を批判した朝日新聞に、志位和夫委員長が猛然と反論。ところが朝日を産経と言い間違えてズッコケ。 www.sankei.com それはともかく、除名の理由は「党規約違反だから」とい…
遅ればせながら、三流大衆紙として有名な日刊ゲンダイのDigital版が、韓国「世界日報」をベタ褒めする寄稿を載せていることを知った(紙媒体の方は不明)。 書いたのは三流大衆紙の記者ではなく、一応日本の2大通信社の1つとされている共同通信の編集委員兼…
チャンネル正論(月刊「正論」の動画チャンネル)が「安倍元首相暗殺犯擁護 危険な風潮」を公開した。約11分半。 聞き手はチャンネル正論を主宰する元産経新聞政治部長で月刊「正論」発行人の有元隆志氏。解説は「正論」編集委員の安藤慶太氏だ。 産経新聞が…
相変わらず魔女狩り報道が続く旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題。新しい記事やニュースが出るたびに「何を言ってるんだ」「またデマを飛ばしている」とうんざりする。 「空気」が支配する日本社会で、マスコミが煽り、権力が暴走したら、それを止め…
徳永信一弁護士は保守派弁護士として著名な人だが、名前は知っていても、それ以上の特別な知識があるわけではない。 旧統一教会信者が起こした訴訟で、立て続けに2件の原告代理人を引き受けたということは、おそらく本腰を入れて弁護するということだろう。 …
産経新聞の旧統一教会報道が悪質でひどいことは、これまで何度も書いてきた。 どう悪質でひどいかというと、全国霊感商法対策連絡会の弁護士やマインドコントロール論の専門家、政府筋、被害者の情報や説明を垂れ流すだけで、教団側の言い分や反論には取り合…
有料購読している産経新聞は日本で数少ないまともな新聞だと思っていた。だが、旧統一教会報道を見ていてすっかり幻滅してしまった。 ■霊感対策弁護士ベッタリで思考停止に陥る産経新聞記者たち 他紙と何も変わらないどころか、もっとひどい記事が載ることも…
1981年4月から92年10月まで11年半、旧統一教会の信者だった仲正昌樹・金沢大学教授。元信者であることを隠さず、研究者の道を歩み、気が付いたら売れっ子哲学者となっていた人物だ。 大きな書店に入って哲学コーナーに行けば、「仲正昌樹」のプレートでコー…
原英史氏は、不合理な規制の撤廃を求める規制改革論者として有名な人で、安倍内閣で国家戦略特区ワーキンググループ座長代理を務め、現在は政策シンクタンク代表である。 その原氏が月刊「正論」で「暴走する新聞報道」と題する連載を始めた。 【目次】 1,…
1,文科省の「質問権」行使をバッサリ切り捨て 2,傍若無人な全国霊感商法対策弁護士連絡会。いったい何様のつもりか! 3,「質問権は犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない」(宗教法人法第78条の2の第6項) 4,「マインドコントロール」論に…
立憲民主党や維新の会、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)、一部の宗教社会学者・社会心理学者、マスコミがもくろんだ「マインドコントロール理論」の法案化は1勝1敗に終わりそうな様子だ。 まずは「1敗」の方から取り上げよう。彼らにとっては痛い…
『正論』12月号に「旧統一教会が『闇の政府』という妄想」を寄稿した金沢大学教授で売れっ子哲学者の仲正昌樹氏は、1981年4月から92年10月までの11年半、旧統一教会の信者だった。 やめてから学者人生が軌道に載った頃、統一教会時代を振り返った本を刊行し…
消費者庁の「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」報告書が公表されたのを受けて、産経ニュースに次のような記事が載った。 www.sankei.com 報告書の内容紹介と専門家によるコメントから成り、報告書発表当日に書かれた記事だから、本格的な分析記事ではな…
【目次】 安倍事務所に16年務めた天川元秘書が、テレビ西日本の一方的報道に激怒 テレビ西日本が報じた「安倍事務所の内情を知る人」は「文藝春秋」9月号の「安倍の後援会関係者」と同一人物だろう 知ったかぶりの森健+文藝春秋取材班 日本人が植民地統治時…
【目次】 1、「第2次政権誕生に統一教会の力が必要だった」なんてあり得ない 2、腐臭を放つ「文藝春秋」9月号の森健氏らの論考。テロ礼賛に等しく、憤怒を禁じ得ない! 3、「安倍元首相は統一教会と深い関係にあった」はウソ、デタラメの謀略情報 4、安…
旧統一教会が宗教2世の記者会見に中止要請をしたが、そのまま続行したとしてニュースになっている。 会見を行った宗教2世の証言に、どの程度信憑性があるのか、現時点で自分にはよくわからない。 しかし、一般論として次のことは言える。証言は正しいとは限…
産経新聞10月2日に載った高井康行氏(弁護士、元東京地検特捜部検事)の寄稿は理路整然として読み応えがあり、腹に響くものがあった。 【追記】9月27日の産経ニュースに先んじて載っていた。 www.sankei.com 高井弁護士は、安倍元首相の内政・外交の実績を強…
「女性自身」のネット記事を見て、「ええっ」と驚いた。たまたまヒットした記事で記事投稿日は7月28日である。 jisin.jp 旧統一教会が占いをやっているという話は初耳だ。だが、これは本当の話なんだろうか。 安倍元首相テロ事件発生以来、少しずつ旧統一教…
何とかして旧統一教会をつぶしたいマスコミや全国弁連の弁護士らは、しきりにフランスのカルト規制を参考にせよと煽っている。 なぜフランスなのか? なぜアメリカではないのか? フランスは徹底的に宗教を弾圧したフランス革命の精神を国家理念とした国だ。…
岸田首相が「旧統一教会との関係を断つ」と宣言し、自民党としてもこれを徹底すると述べた。茂木自民党幹事長は、決定を守れない者は離党してもらうとまで踏み込んだ。 「聞く力」を発揮したつもりだろうが、芯のない政治家はこれだから困る。この先、自民党…
最近のメディアの旧統一教会報道は異常である。もはや魔女狩りの域に達している。 「偏向報道だ」と教団側が憤慨するのも当然だろう。教団信者はBPO(放送倫理・番組向上機構)に人権侵害の申し立てを行った方がよいと思う。 特にどの番組というわけではない…
8月18日のブログで長くなるので書かなかったが、忘れないうちに書いておく。 産経新聞8月6日の記事「安倍氏銃撃の残響・上」は、事件を「冷酷なテロ」と厳しく非難する点で納得のゆくものだった。 その一方、とても納得できない記述もあった。それは元信者の…
安倍元首相の死をまるで自業自得のように論じる声を見聞きするたびに、強い憤りを覚える。山上容疑者の減刑を求める署名運動まで始まっているというから呆れて物も言えない。 まだ起訴すらされていないのに。 確かに容疑者には情状酌量の余地がある。若くし…
週刊新潮7月21日号で安倍元首相射殺に関する特集記事を読んだ。容疑者の伯父が、旧統一教会と容疑者の母親との関係、過去の家庭の不幸、献金の実態などについて証言している。 しかし、これを読んで強い違和感があった。いや、違和感どころか憤りと言うべき…
立民代表選には全く期待できない。いまだにモリカケサクラと呪文を唱えていれば世論はついてくると思っている。衆院選で惨敗したという反省がまるでない。野党第一党の党首になろうという者がこれでは、救いようがない。
これまで自公連立に協力し、「選挙区は自民へ、比例は公明へ」を実践してきたが、公明党には裏切られた思いだ。選択的夫婦別姓に関する内閣府の世論調査は、実際には反対が過半数を占めるのに、公明党の地方議員は「賛成・容認66.9%、反対29.3%」という数字…
立憲民主党の生方幸夫・衆院議員の確信犯的な「拉致被害者は全員死んでいる」発言。撤回や謝罪で済む問題ではない。なぜそのように考えるに至ったのか、日本のDNA鑑定技術を未熟と切り捨てた理由は何か、国民の前できちんと説明すべきだ。北朝鮮工作員の手が…
野田聖子氏が岸田新内閣の少子化担当相に内定した。しかし彼女が作ろうとしている「こどもまんなか庁」「こどもまんなか基本法」とは一体何だろうか。これらの実態についてはよく知られていない。「子どものためになるならいいんじゃない」と思っている人が…
9月27日の産経新聞を見て驚いた。過去の自民党総裁選で、1回目の投票で決着が付かず決選投票にもつれ込み、2位の候補が逆転したケースは、2012年の安倍VS石破対決だけではなかった。なんと1956年の自民総裁選において、1回目で首位に立った岸信介を、2位の…