吊りしのぶ

気の向くまま、思い付くままに。記憶にとどめたいoutputの場として。

パラリンピック日本選手団の活躍に心の底から拍手。感動をありがとう!

とうとう東京パラリンピックも最終日を迎えた。この間、競泳をはじめ車いすテニスやバドミントン、卓球、シッティングバレーボール、5人制サッカー、陸上、ボッチャ等々、今まであまり知らなかったパラ競技の数々に魅せられた。何より面白かったし、エキサイティングで感動的だった。力の限り戦った日本と世界のパラアスリート達に心から拍手を送りたい。

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東京パラリンピック 国別メダル獲得数~NHK特設サイト

本音を言えば、パラリンピックには関心がなかった。何だか痛々しくて、見ていられないという気持ちが強かったからだ。義足を付けて走り幅跳びをする選手や陸上で走る選手を見ていると、あの義足が身体にものすごい負荷をかけているんじゃないかと思えてくる。障害を負った身体をさらに痛めつけているようで、見ていてつらくなってしまう。

だから開会前はパラリンピックは見ないと決めていたのだが、いやいやどうして、テレビをつければ嫌でも目に入ってくるから、見るともなしに見ていると、いつの間にか画面に釘付けになっている自分がいた。

特に印象に残ったのが、車いすテニス女子ダブルス3位決定戦の上地結衣大谷桃子ペアと中国、王紫瑩朱珍珍ペアの試合。第1ゲームは楽勝だったが、第2ゲーム中盤から雲行きが怪しくなった。中国ペアの粘りと巻き返しが素晴らしく白熱の展開に。最後はタイブレークとなり、上地・大谷ペアが接戦を制した。長い長いラリーを何度も何度も繰り返し、双方ともなかなかミスしない。車いすを自在に操り、こんなにも長いラリーを続けられるのかと驚嘆した。

バドミントン女子シングルス決勝は、里見紗李奈選手とタイのスジラット・プックカム選手の世界ランキング1位、2位の対戦。無理にでも笑顔を作り、得点するたびに大声を出して気合いを入れる里見。一方のプックカムは得点しても失点しても終始表情を変えず、淡々とプレーする。五分五分だったが、最後はプックカムの右腕が疲れで限界に達し、体力、気力で勝る里見が金を取った。

陸上はガイドと輪でつながって走るというやり方を今回、初めて知った。ボッチャの杉村英孝選手とタイの英雄、ワッチャラポン選手との決勝戦も素晴らしかった。

5人制サッカーは残念ながらメダルは獲得できなかったが、目が見えないのにボールが転がった方向に全員が一斉に走る姿、選手がドリブルで巧みにゴールに迫る姿に、テレビを見ながら妻と2人で「どうしてこんなことが……」と何度も絶句した。

国別メダル獲得数は、金13個、銀15個、銅23個。全体順位は前日までの15位から最終日で一気に4つ上げ、フランスやドイツを抜いて11位だった。

トップの中国は金メダル96個。2位イギリスの2倍以上という驚異の成績だ。中国がこんなにパラリンピックに力を入れているとは知らなかった。独裁国家・中国のことだから、国威発揚のため総力を挙げてパラ選手の育成に力を入れてきたんだろうと思うが、それにしてもこの結果は凄い。中国恐るべし!

隣国の韓国は金メダル2個、銀10個、銅12個と全体41位に沈んだ。KBS WORLDは、

今回の東京パラリンピックでは韓国選手団は総合20位を目標としています。そして4つの金メダル、9つの銀メダル、21個の銅メダルが目標です。

と伝えていたが、目標には遠く及ばなかった。

world.kbs.co.kr

そりゃそうだろう。五輪で派手に反日アピールをして全世界のひんしゅくを買ったことが、パラ選手のメンタリティーにも負の影響を与えたのではないか。あんなことをすれば、選手は孤立し、孤独になるだけだ。本来の力を発揮できるはずがない。自業自得とはいえ、韓国選手には気の毒だった。

日本はメダルラッシュの大健闘を果たした。本当に喜ばしい。政府分科会の尾身茂会長、朝日新聞立憲民主党日本共産党、バイキングMORE坂上忍らの不届き千万な「オリパラ中止論」を一蹴して、無観客とはいえ頑として「大会開催」を譲らなかった小池百合子都知事菅義偉総理に改めて感謝したい。

欲を言えば、最終日の男子車いすバスケットボール。強敵アメリカにあと一歩及ばなかったのが残念。うーん。ほんとに惜しかった。金メダルを取ってほしかった。しかし、アメリカの強者たちを最後まで苦しめ続けた日本の選手達、ゲーム開始前に声を出して君が代を歌っていた彼らに拍手喝采だ!