吊りしのぶ

気の向くまま、思い付くままに。記憶にとどめたいoutputの場として。

高市早苗氏「(安倍氏答弁は)虚偽ではない」と明快に回答

白熱する自民党総裁選、NHKでの公開討論を見ていたら、森友・桜について相も変わらず愚にもつかぬ質問をしている男がいた。「森友学園問題は、再調査もしないでどうやって国民に説明するつもりですか」とか「安倍前首相が118回も国会で虚偽答弁をしたが」とか、本当にあほらしい。

再調査というが、すでに調査は終わり、処分も行われている。民事裁判で赤木ファイルも公開された。原告側は「公開されたファイルは原本と同一とは思えない」と疑義をはさんだが、裁判所が原本と照合したところ、同一との判断が下された。赤木ファイルから安倍前首相が不正に関与した証拠が見つかったという事実はない。赤木氏の上司の音声も明らかになっているが、そこにも安倍氏の不正関与をうかがわせる言葉はない。この状況でなんで再調査が必要なのかさっぱりわからない。

安倍氏が不正に関与していないことは、マスコミも野党も分かっているはずだ。それなのにまだとやかく言っている。安倍氏を貶め、安倍氏の政治生命を断とうという魂胆が見え見えだ。

「国民の多くが納得していないから質問するんだ」と言うかもしれないが、それではただのポピュリズムだろう。筋の通らないことをいつまでも引きずるのをやめて、あとは裁判の行方を見守りましょう、と国民に言えばいいのに、一部世論におもねって言わない。本当にレベルが低い。

桜を見る会の件で、ある質問者がしきりに「虚偽、虚偽」と言うので、高市早苗氏は「ご本人が虚偽と思って答弁したわけではないから、虚偽ではないです」とやわらかく、しかし明快に言い切った。

そう、それが正しい。

質問者は「客観的事実と異なる答弁=虚偽答弁」と思い込んでいるようだが、もし本当にそう思っているのだとしたら公に政治を論じる資格はない。さっさと退場してほしい。

本人が記憶と異なることを述べたらそれは虚偽答弁だが、安倍氏は事務方から受けた説明を信じてそれを国会の場で語ってきたのだから、何ら「虚偽」には当たらない。客観的事実と異なることを述べても、それを虚偽答弁とは言わないのだ。

例えば先日、八代英輝弁護士が「日本共産党は綱領で暴力革命を謳っている。そんな政党と組むなんてどうかしている」という意味の発言をして、共産党の抗議を受けた。もし八代氏が国会議員であり、閣僚の立場でこれを国会で語ったら「虚偽答弁をした」ことになるだろうか。

もちろん、ならない。「八代大臣」は発言を訂正して謝罪すべきだが、それは客観的事実と異なることを述べたからである。本人が「日本共産党は綱領で暴力革命を謳っている」と記憶していて、その記憶に従って答弁したのなら、その答弁は虚偽でも何でもないのである。

「虚偽答弁」という言葉の意味、定義については、6月13日のブログで書いた通りだ。

tsurishinobu.hatenablog.com