吊りしのぶ

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報ステ世論調査、「次の立民代表は?」に「わからない、答えない」が61%

立民代表選の討論会を少し見たが、全然面白くない。どの候補も言っていることが抽象的で玉虫色。胸に響いてくる言葉がないのだ。

「この人、光ってるな」と思わせるものがなく、野党第一党の党首たらんとする気概も迫力も感じない。カリスマ性もなければオーラもない。

ないない尽くしで、この4人の中から1人選べと言われても、立民支持者でさえ困るのではないか。

立民支持者も困っているであろう立民代表選だから、国民の関心はさらに薄い。今日22日の報ステは世論調査の結果を紹介していたが、見ていた人はみんな笑っただろう(たぶん)。

「次の立憲民主党の代表は誰がふさわしいと思うか」という質問に、トップの泉健太氏を挙げた人がなんと12%。これ、ビリの数値ではない。トップ、すなわち一番多く名前の挙がった割合が12%なのだ。

他の3人は、誰がどうだったかよく覚えていないが、確か2位の西村智奈美氏が10%だったと思う。残る2人は8%と9%。

「わからない、答えない」が61%もいたという、立民にとっては真っ青な結果であった。

この調査からわかるのは、

  • そもそも立民代表選に関心を持つ国民が少ない
  • 4人の候補者の中に図抜けた人物がいない
  • 4人が4人とも印象が薄い(「パッとしない」と言ってもいいのかもしれない)

などだ。

実際、どの候補も旗幟を鮮明にしようとしない。いや、旗幟を鮮明にする勇気がないのだろう。

「共産党との関係はキッパリ断ち切ります!」と宣言すれば、これは強烈なインパクトがある。

当然「いや、そうはいかない。共産との共闘なしにどうやって候補者一本化をやるんだ」という異論が出るだろう。出て当然だ。そしてそこから各候補の本音の議論、激論が始まる。

そうなれば俄然、国民の注目度は増すにちがいない。

しかし、誰もそれをやらない。「共産党との共闘は間違っていたと思うか?」と聞かれて4人とも答えは「ノー」。「では共産党とはこれまで通り共闘を続けるのか?」と聞かれると、4人とも「見直しが必要だ」と言う。

しかし具体的にどんなふうに見直して、どんな関係を築きたいのかについては、これからの検討課題みたいなあいまいな答えしかなく、要領を得ない。

これでは「何だかよくわからないな」という感想しか出てこない。はっきり言ってつまらない。全く盛り上がらない。

個人的には、西村智奈美氏が代表になったら面白いと思っている。口を開けば「ジェンダー平等」とやかましいのが立民だ。

女性の西村氏が代表になれば、ジェンダー平等を党の中で立派に実現してくれるだろう。そのジェンダー平等を体現した野党第一党の力量がどれほどのものか、一度見てみたいものだ。

ジェンダー平等なるものが実現すると、立民の内政・外交に関わる政策立案能力、対外交渉能力、国民への広報力、国民の声を聞く力、組織をまとめ上げる力、野党第一党としてのプレゼンス等々がどの程度アップするのか、それを身をもって見せてほしい。

ジェンダー平等が実現すると、性別にかかわりなく、こんないいことがあるよというところを見せてもらいたいのだ。