月刊「Hanada」12月で連載が始まった「“脱会屋”の犯罪」が、Hanadaプラスで一部公開中だ。
公開されたのは見出し4つ分。
- 12年5カ月にわたる拉致監禁
- 魔女狩りが横行
- 武器を持って教会を襲撃、女性信者に手錠をかけ拉致
- 一回目の監禁
これを読むと、現在の旧統一教会騒動が「意図的に作られたもの」だと分かる。
つまり、旧統一教会をつぶしたい勢力が安倍元首相テロを千載一遇の好機と見て、ここぞとばかりに仕掛けたマスコミ工作がまんまと図に当たったということだ。
彼らが統一教会をつぶすために取ってきた方策が、信者の「拉致監禁による強制棄教、強制改宗」である。
違法な手段を使って棄教・改宗させた元信者に、「本当に統一教会をやめたのだったら裁判もできるはずだ」と迫り、損害賠償請求裁判を起こすわけだ。
その好例が「青春を返せ」裁判である。
そうやって民事訴訟を多数起こした結果、民法上の不法行為を認定する判決も増えていった。
反統一教会勢力は「民事で不法認定された判決が多数積み上がっている」と言うが、それは拉致監禁という刑法犯罪が頻発したことの裏返しでもある。
この拉致監禁は反統一教会勢力の泣き所だ。だから彼らは極力、拉致監禁とは言わず、「保護説得」ないし「脱会説得」と言う。
拉致監禁ははるか昔、例外的にあっただけと真っ赤なウソをついている。
いくらウソをついても、逃げ帰った信者や脱会はしたけれども心に深い傷を負った元信者の証言がたくさんあるから、いつまでも隠しおおせるものではない。
大学キャンパスで白昼公然と拉致される事例もあり(室生忠著『大学の宗教迫害』日新報道、2012年)、一度拉致監禁されて逃げ出しても、二度、三度と繰り返し拉致監禁される人もいる。
こういう事実を知りながら、見て見ぬ振りをして元信者の訴訟を担当してきたのが、反統一教会の怨念に凝り固まった弁護士たちである。
「被害者救済」などと言っても、拉致監禁の被害者には目もくれない。彼らの開き直った偽善者ぶりには、ただただ呆れるばかりだ。