気が付いたらUPF(天宙平和連合)日本支部が公式noteを始めていた。
UPFは国連経済社会理事会(ECOSOC)の総合協議資格を持つ国連NGOである。この資格を取るのは、そう簡単ではない。いや、かなり難しい。
旧統一教会バッシングが始まった頃、ミヤネ屋を見ていたら、八代英輝弁護士がUPFや同じく国連NGOの世界平和女性連合など関連団体、友好団体を指して「ダミー団体としか思えないですよね」と語っていて啞然とした。
記憶頼みだから正確な表現とは断言できないが、とにかく「ダミー団体」と言って批判したのは確かだ。
八代英輝弁護士はひと味違うコメントをする人だ。結果的に不正確な発言で謝罪に追い込まれたものの、日本共産党が暴力革命の旗を降ろしていないことを指摘するなど、気骨のある弁護士と自分は評価していた。
その人が、国連NGOであり、なおかつ国連経済社会理事会の総合協議資格を持つ団体を旧統一教会のダミー団体と決めつけるのは、一体どんな根拠があってのことなのかと思ったものだ。
ダミー団体とは隠れ蓑団体のこと。隠れ蓑団体が国連NGOの資格を取り、資格更新を何度も繰り返すことができるんだろうか?
まるで公明党を創価学会のダミー団体と言うようなものだ。無知とは恐ろしいものである。
弁護士なのだからファクトに基づいて発言することがどれだけ重要か分かっているはずだ。
しかも、日本共産党批判で二度も謝罪させられた苦い経験を持っているのに、テレビという公器で「ダミー団体」と平気で言ってしまう。
テレビ慣れして、テレビの影響力の大きさが分からなくなっていたのだろう。残念なことだ。
とにかく、そのUPF、かつて安倍元首相がメッセージ動画を寄せた団体の日本支部がnoteを始め、旧統一教会への報道バッシングに対し反論の動画を公開した。
ちょっと遅いんじゃないかと思うが、海外で批判の声が高まりつつあり、コンテンツも揃ってきたのだろう。
「UPFの視点①」とあるから、シリーズものになるようだ。