吊りしのぶ

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鈴木エイト裁判に提出された拉致監禁の黒幕、宮村峻(=立憲民主党が統一教会ヒアリングに呼んだ!)インタビュー。「拉致監禁による強制的な脱会説得」裁判で敗訴した男は何を語っていたか?

「鈴木エイト名誉毀損訴訟原告後藤徹氏を応援するブログ」に、10月27日付けで新しい書面がアップされた。

www.doudemoyo9nai.com

12年5カ月も拉致監禁され、民事裁判を最高裁まで戦い抜いて勝訴を勝ち取った統一教会信者の後藤徹氏は、今また、彼を公の場で「引きこもり」と愚弄した自称ジャーナリスト、鈴木エイト氏を名誉毀損で訴えるに至った。

今回の陳述書提出は、鈴木エイト発言がいかに無神経で悪辣かを示すのが狙いと思われる。

すでに2014年の東京高裁判決は、「拉致監禁による強制的な脱会説得」の黒幕、職業的脱会屋の宮村峻(たかし)氏の不法行為を認定している。

同判決については、後藤徹氏の「拉致監禁・強制改宗被害者の会」HPに詳しい。

kidnapping.jp

引用文中の「松永氏」は、日本同盟基督教団所属の新津福音キリスト教会(新潟市)の松永堡智(やすとも)牧師。

同じく「宮村氏」は、荻窪栄光教会・森山諭牧師の弟子または協力者として、1980年代頃から「拉致監禁による強制的な脱会説得」に関わってきた職業的脱会屋の宮村峻(たかし)

当会の後藤徹代表が、12年5ヵ月にわたって都内のマンションなどに拉致監禁され、統一教会からの脱会を強要された事件で、事件に関与した親族や職業的改宗活動家などを相手取って損害賠償約2億円を求めて起こした裁判の控訴審判決が(2014年)11月13日午後、東京高裁で言い渡されました。

(中略)

松永氏については、後藤代表の家族の違法行為を「黙認」「鼓舞」したばかりか、「(後藤代表の)自由を制約して脱会の説得をすることを幇助していた」と判断。

また、宮村氏についても「(後藤代表の)拘束について、これを理解した上で幇助していた」とし、さらに松永、宮村両氏は後藤代表に対して統一教会の信仰を棄てることを強要していたとして、「共同不法行為責任を負うべきである」と断じました。

■松永堡智牧師=家族による違法行為を黙認、鼓舞、「自由を制約しての脱会説得」を幇助(ほうじょ)棄教を強要

■宮村峻氏原告の拘束を理解した上で幇助、棄教を強要

「幇助」より罪が重い「教唆」と認定されなかったのは残念だが、それはそれとして東京高裁判決は2015年の最高裁で確定した。宮村峻らの上告は棄却されたのである。

その結果、宮村は他被告(後藤氏の家族)と連帯して1,100万円の損害賠償支払いを命じられた。

宮村峻は後藤徹氏に何かを売りつけたわけではない。後藤氏に献金を勧誘したわけでもない。にもかかわらず、連帯して1,100万円を支払う羽目になった。

宮村峻が連帯して払った1,100万円が和解金でもなければ解決金でもなく、「損害賠償金」であることは特筆大書されるべきだ。

東京高裁(須藤典明裁判長)は2014年11月13日、拉致監禁の事実認定について後藤代表の主張をほぼ全面的に受け入れ、兄夫婦と妹の3人に対して総額2200万円の支払いを命じるとともに、改宗活動家・宮村峻(たかし)氏に対しては、上記損害のうち1100万円を、また新津福音キリスト教会(新潟市)の松永堡智(やすとも)牧師に対しては同440万円を連帯して支払うよう命じていました。

kidnapping.jp

さらに重要なのは、この裁判で被告、宮村峻らを弁護したのが全国弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会)の代表世話人で、たびたびテレビや全国紙などに登場する山口広弁護士だということ。

拉致監禁の犯罪性を告発すべき立場の弁護士が、一貫してこの問題を見て見ぬ振りをして、犯罪性を否定する側に立ってきた。

そんな非道な連中が今、拉致監禁の闇にフタをしたまま統一教会攻撃に血道を上げている様を見ると、「どの面下げて」と呆れるしかない。

ところで、「拉致監禁による強制的な脱会説得」の黒幕であり、職業的脱会屋の宮村峻に、後藤徹氏が監禁から奇跡的に生還した直後にインタビューした人物がいる。

それが『我らの不快な隣人』(情報センター出版局、2008年)で統一教会信者への拉致監禁問題を初めて第三者の立場で世に問うたルポライター米本和広氏だ。

今回、「鈴木エイト名誉毀損訴訟原告後藤徹氏を応援するブログ」に、宮村峻にインタビューした際のやり取りを記した米本和広氏の陳述書が掲載された。2008年3月5日付けである。

鈴木エイト名誉毀損訴訟原告後藤徹氏を応援するブログより

陳述書はダウンロードして読むことができる。実に生々しい内容で戦慄を覚えるほどだ。

この中で宮村峻は、

「後藤はどうせ訴えてく るに違いない。 だから、 俺が監禁にかかわったかどうかは法廷の場ではっきりさせる

と語っていた。

そして「宮村峻が監禁にかかわったかどうか」は、既に法廷の場でハッキリと決着がついたのである。

その宮村峻を立憲民主党は「脱会支援者」と称して統一教会問題のヒアリングに呼び、うやうやしく話を聞いたというのだから恐れ入る。

cdp-japan.jp

立憲民主党はなぜ宮村峻をヒアリングに呼んだのか、ヒアリングで何を聞いたのか(宮村峻は何を語ったのか)、国民に対して説明する義務がある。

そもそも立憲民主党の議員諸氏は、ヒアリングに呼ぶ前に宮村峻という男について調べたのか?

彼の正体は米本和広氏がとっくの昔に『我らの不快な隣人』で暴露していた。

後藤徹氏と同じく拉致監禁された小出浩久氏も『人さらいからの脱出』(光言社、1996年、今年改訂復刻された)で宮村峻を告発した。

さかのぼれば『監禁250日 証言「脱会屋」の全て』(光言社、1994年)という体験記も出ている。

そして極めつけが最高裁での敗訴確定、1100万円(連帯して)の賠償金支払い命令である。

監禁を幇助し、棄教を強要したと最高裁で認定された人物を、どんな正当な根拠があって「脱会支援者」と呼び、公党のヒアリングに呼んだのだろう。

司法判断を踏みにじる、許しがたい暴挙であった。

宮村峻の“犯罪性”については、ノンフィクション作家の福田ますみ氏も『月刊Hanada』の「ルポ統一教会」連載で取り上げた。

立憲民主党の議員らは、今回公開された宮村峻インタビューと米本和広氏の解説を熟読玩味すべきだ。

山口広弁護士を持ち上げている朝日新聞以下、マスコミの記者諸氏も。(文中、一部敬称略)

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韓ドラ「王家の家族たち」のOST(劇中歌)、チョ・ハンジョ「愛を探して人生を探して」。歌詞和訳はこちら