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立憲民主党惨敗、政権交代どころか議席大幅減で枝野代表はどう責任をとるのか?

衆院選は、大方の予想を裏切って自民党の大勝、立憲民主党の惨敗、そして日本維新の会の大躍進という結果になった。

立憲民主党日本共産党と部分的、限定的な閣外協力の合意までして候補者の一本化に努めたにもかかわらず、現有議席を10以上減らした。事前予想では140議席台も視野に入ると言われていただけに、惨敗と言っていいと思う。共産や社民、れいわの票を加えても、政権交代にははるかに遠く及ばない。国民民主が健闘して若干議席を増やしたが、国民は立民などが「市民連合」なる民間団体と結んだ政策協定には参加していない。

一方、自民党は今これを書いている時点で260議席NHKの解説では、残り3議席のうち1議席は自民が取る可能性が高いという。そうなったら261議席。自民単独で「絶対安定多数」を確保することになる。

また静岡5区細野豪志氏は自民党入りを熱望しているから、実質的には262議席だ。他にも無所属で自民入りを希望する者がいるかもしれない。

自民は与野党激突の接戦区でかなり善戦した。甘利明幹事長が選挙区で落選(比例復活)し、派閥の親分である石原伸晃氏が落選するなど波乱もあったけれど、総じてよく頑張ったのではないだろうか。議席減を最小限に食い止めたと思う。

立民は副代表の辻元清美氏や代表代行の平野博文氏、LGBT差別禁止の急先鋒である尾辻かな子氏が落選した。比例復活したとはいえ小沢一郎氏が選挙区で負けたのも誤算だったろう。何より議席数を大きく減らしたのが致命的だ。

枝野代表はかつて「私がポスト安倍だ!」と豪語していた。今回の衆院選政権交代を果たしたら最初の閣議で即実行する施策のリストも発表していた。演説で訴えていたのも政権交代のことばかりだったし、共産党との部分的、限定的な閣外協力の合意は、政権交代の実現を前提としたものだ。

今回の選挙で必ず政権交代を果たす、というのが立民の目標だった。立民はこの目標を掲げて選挙を戦い、見事に敗れたのだ。

さあ、立憲民主党よ、どうする? 枝野幸男さん、どうする?

まさか敗北の責任をうやむやにする、なんてことはないでしょうね。人一倍「責任」という言葉に敏感な枝野代表のこと。目標を達成できなかった責任を取る覚悟はできていると思う。

289の小選挙区のうち210以上の選挙区で候補者を一本化しながら、それでも政権交代を果たせなかった。政権交代に肉薄することさえできなかった。政権交代に全く手が届かなかった。これが現実である。

ならば、枝野代表の取る道は1つ。来年の参院選がどうのこうのと言うのは潔くない。敗軍の将として、責任を取って速やかに辞任すべきである。