吊りしのぶ

気の向くまま、思い付くままに。記憶にとどめたいoutputの場として。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「旧統一教会との断絶決議」は憲法上も、国際人権規約から見ても「信教の自由」を侵害~富山市を提訴した信者の記者会見(動画・テキスト)

■富山市を提訴した記者会見の動画および声明・発言のテキスト 1、富山市議会による「関係断絶」決議の取消を求める 2、公の機関が関係を断つことの問題点 3、原告 冒頭声明 4、報道のあり方への思い 5、決議の影響 弁護士の解説 6、親しくしてきた議員…

「関係断絶」決議の取消を求め富山市を提訴した旧統一教会信者の訴状を全文公開

12月16日に「関係断絶」決議(「富山市議会が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び関係団体と一切の関係を断つ決議」)の取消しを求めて、富山市を相手に訴訟を起こした50代の旧統一教会信者、安田慎(まこと)氏の訴状がツイッターで公開されていた。 公…

徳永信一弁護士の持っている『逐条解説宗教法人法』は古いが、大丈夫か?

旧統一教会の信者や関連団体が富山市や大阪市などを提訴した裁判で、原告側代理人を務める徳永信一弁護士。 ツイッターを見てると、信者さんの書き込みが多いが、中には何度も突っかかってきたり、議論を挑んできたりする元信者、非信者もいて、いちいち相手…

杉田水脈氏を辞任に追い込んだのは松本総務大臣の理不尽な謝罪・取消し指示。無能な大臣の下で働く必要はない

杉田水脈総務政務官が辞表を提出した。 www3.nhk.or.jp 改めて考えてみると、松本総務大臣から過去の発言について謝罪と取消しをするよう指示され、それに応じてしまったところに問題があった。 この松本大臣の指示なるものは、理不尽で筋の通らないものであ…

旧統一教会側代理人となった徳永信一弁護士とはどんな人?/追記:月刊「正論」23年3月号論文/追記:『家庭連合信者に人権はないのか』刊行!/更に追記あり

徳永信一弁護士は保守派弁護士として著名な人だが、名前は知っていても、それ以上の特別な知識があるわけではない。 旧統一教会信者が起こした訴訟で、立て続けに2件の原告代理人を引き受けたということは、おそらく本腰を入れて弁護するということだろう。 …

旧統一教会の関連団体UPFが大阪市と富田林市を提訴。富山市に続く第2弾

12月16日に旧統一教会信者の男性が富山市を提訴したのに続き、23日、今度は旧統一協会の関連団体、UPF(天宙平和連合)大阪支部が大阪市と富田林市を提訴した。 映像を見たところ、原告代理人は徳永信一弁護士だった。 MBSNEWS12月23日より www.mbs.jp 旧統…

月刊「Hanada」2月号に「宗教と政治」の専門家、杉原誠四郎氏が登場。「統一教会魔女狩り騒動」を断罪!

1,保守派の大御所、杉原誠四郎氏が「法治国家としてあり得ない常識を逸した統一教会叩き」と喝破 2,30年前に起きた山崎浩子さん脱会事件の裏も表も知り尽くしている(?)花田紀凱編集長 3,元信者が裁判を起こす背景には、拉致監禁による強制棄教がある 4…

相変わらず「解散命令請求」ありきの偏向した産経新聞報道~「警察につないだ115件」のうち刑事事件化したものはゼロなのに!

産経新聞の旧統一教会報道が悪質でひどいことは、これまで何度も書いてきた。 どう悪質でひどいかというと、全国霊感商法対策連絡会の弁護士やマインドコントロール論の専門家、政府筋、被害者の情報や説明を垂れ流すだけで、教団側の言い分や反論には取り合…

家庭教育支援条例にケチをつける朝日、東京、毎日ら左派リベラルに高橋史朗氏がファクトによる反論で痛撃

ほとんどここまでくると憎悪感情の表出と言っていい。 朝日新聞、東京新聞(中日新聞)、毎日新聞などがこぞって「家庭教育支援条例」「家庭教育支援法(案)」にケチを付け、旧統一教会が背後にあるとか、教団の古い家族像の押し付けだとか、つまらない批判…

旧統一教会信者が富山市を提訴。「関係断絶」決議の取消し求める。原告代理人は保守派の硬骨漢、徳永信一弁護士

とうとう現役の信者が声を上げたようだ。何事も先陣を切るのは勇気がいる。 原告代理人は保守派の徳永信一弁護士。 沖縄集団自決訴訟、朝鮮総連租税減免取消訴訟、孔子廟訴訟、琉球新報言論封殺訴訟、靖国訴訟(補助参加)などを手掛けた戦う弁護士だ。 評判…

2002年9月訪朝前、小泉首相は「統一教会の大幹部」と(官邸で?)会っていた~AERA07年11月19日号

1,統一教会および関連団体とも、分け隔てなく付き合っていた自民党 2,小泉純一郎首相(当時)は「日本統一教会の大幹部」とどんな会話を交わしたのか 3,統一教会人脈は自民党政治にプラスに働いたはず 4,文藝春秋が、統一教会の関連団体「ワシントン・タ…

11日の産経新聞、佐藤優氏は「マインドコントロール」論を批判するも、記者の解説は「マインドコントロール」論を盲信

1,霊感対策弁護士ベッタリで思考停止に陥る産経新聞記者たち 2,佐藤優氏「家庭内での宗教教育の禁止は、共産党体制下の旧ソ連がやったこと」 3,個人的体験からしかものをみず、視野の狭い宗教2世たち 4,佐藤氏は、旧統一教会信者の拉致監禁を憂慮し、プ…

元信者で金沢大学教授、仲正昌樹氏の研究と体験に根ざした「マインドコントロール論」批判

1,11年半、旧統一教会の信者だったが、今は売れっ子哲学者の仲正昌樹氏 2,仲正教授が「正論」22年12月号に書いた「旧統一教会が『闇の政府』という妄想」 3,体験に基づく常識的な統一教会論は、新鮮に映る 4,「マインドコントロール論」を一刀両断し、元…

杉田水脈政務官を擁護する田母神発言に同感、ラサール石井氏は根本から考え直せ!

この国はいつからこんなにも不寛容になったのだろう。杉田水脈・総務政務官が過去に「LGBTには生産性がない」と発言したことを蒸し返し、マスコミや一部世論が彼女を叩き続け、「辞めろ、辞めろ」の大合唱だ。 とうとう彼女は松本総務大臣の指示で「月刊誌で…

「宗教上の特性及び慣習」を踏みにじる発言だ。早大・棚村政行教授こそ養子縁組した信者を傷つけ、その尊厳を蹂躙している

今の日本人は旧統一教会のことになると、何を言っても許されると思っているようだ。こんなことで「反日無罪」の国、韓国を笑えるのか? 旧統一教会非難一色に染まり、誹謗・中傷雨あられ状態の日本。 1,菅野完氏が、毎日新聞の「ネット転載情報を転載した…

月刊「Hanada」花田編集長の番組に福田ますみさん登場~統一教会とマインドコントロール

月刊「Hanada」で旧統一教会問題を連載中のジャーナリスト、福田ますみさんが花田紀凱編集長のネット番組「言論テレビ・右向け右」の12月2日付けに登場。 全編は48分だが、現在プレビュー版が13分弱公開されている。 福田ますみ・ノンフィクションライター |…

原英史氏が朝日・毎日の支離滅裂な旧統一教会報道を痛烈批判~月刊「正論」1月号

原英史氏は、不合理な規制の撤廃を求める規制改革論者として有名な人で、安倍内閣で国家戦略特区ワーキンググループ座長代理を務め、現在は政策シンクタンク代表である。 その原氏が月刊「正論」で「暴走する新聞報道」と題する連載を始めた。 【目次】 1,…

いい加減にしろ!霊感対策弁護士連絡会。高井康行弁護士が「マインドコントロール論」を厳しく批判~月刊「正論」1月号

1,文科省の「質問権」行使をバッサリ切り捨て 2,傍若無人な全国霊感商法対策弁護士連絡会。いったい何様のつもりか! 3,「質問権は犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない」(宗教法人法第78条の2の第6項) 4,「マインドコントロール」論に…

「冬ソナ」の聖地、龍平リゾートが統一教会にもたらした利益は「計り知れない」~AERA2007年11月19日号

メディアでは「韓国の統一教会を維持する資金の大半は、日本の信者からの献金だ」などとまことしやかに言われているが、本当なんだろうか? 調べてみると、韓国では文鮮明教祖の死の前後から教団が分裂を始め、3男の文顕進氏は家庭平和協会を設立、宗教部門…

AERA「統一教会ホワイトハウス、建設資金は冬ソナバブルから?」(2007年11月19日号)

1,2007年前後、既に「霊感商法」を「停滞」と表現していたAERA 2,「被害金額1237億円の霊感商法」の他に、「献金」でもお金をむしり取っていると思わせる印象操作 3,「『霊感商法』から『献金』にシフトしている」に見る騙しのテクニック 4,献金も、2009…

「自ら進んで、喜んで献金する旧統一教会信者はマインドコントロールされている。ゆえに被害者だ」と言う長妻昭氏の非科学的言説

BSフジプライムニュースの11月21日放送を見た。この日は「埋まるのか与野党の溝 被害者救済法案の行方 自民×立憲×弁護士ほか」と題し、出演は、 宮﨑政久 自由民主党法務部会長 長妻昭 立憲民主党政調会長 紀藤正樹 弁護士 の3氏だった。 BSフジプライムニュ…

「マインドコントロール」で霊感商法対策弁連(全国弁連)の代弁者と化した立民・維新。いい加減目を覚ませ

旧統一教会の被害救済法案に「マインドコントロール」を盛り込めと、いつまでも未練がましく執着する立憲民主党と日本維新の会。 自分たちが全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の代弁者、いや単なる使い走り扱いされていることに気が付かないのだろう…

「スクープ!統一教会問題の黒幕」(福田ますみ)と「現役信徒議員の激白」に「『魔女狩り社会』日本の病巣」(藤原かずえ)も要注目~月刊Hanada23年1月号

旧統一教会問題に関する福田ますみさんの連載はどう展開するのだろうか。第2回が楽しみな「月刊Hanada」2023年1月号の目次が公表された。 月刊Hanada2023年1月号 | 株式会社 飛鳥新社 アマゾンでは25日発売だが、予約注文すると当日届く。 自分としては、刑…

反統一教会勢力によるマインドコントロール理論の法案化は1勝1敗か~「1勝」=消費者契約法について

1,政府は消費者契約法改正案を閣議決定。「霊感商法」取り消し期間を大幅延長 2,「霊感商法」の契約取消権を法律で認めたのは安倍内閣時代の2018年 3,2018年の改正法施行後、「霊感商法」の契約取り消しは1件もなし 4,紀藤正樹弁護士は2018年消費者契約…

養子縁組、印象操作で旧統一教会のイメージダウンに躍起の報ステ~法的問題が問われるのは2018年以降の4年間のみ

旧統一教会への質問権行使とは別に、養子縁組問題がクローズアップされているが、相変わらずマスコミの偏向報道がひどい。 昨晩の遅い夕食時のこと。報ステがこの問題を取り上げていたので、見終わった後、妻に聞いてみた。 吊り忍「今やってた統一教会の養…

反統一教会勢力によるマインドコントロール理論の法案化は1勝1敗か~「1敗」=「被害救済法案」について

1,「被害救済法案」にマインドコントロール概念を盛り込もうとした立民・維新の試み 2,政府が提出する閣法はマインドコントロール概念を盛り込まず 3,西田公昭氏や全国弁連の主張を鵜呑みにした産経新聞の「マインドコントロール」肯定記事 4,伝統宗教を…

新聞・テレビが報じない“脱会屋”の犯罪【ルポ統一教会①】福田ますみ著、Hanadaプラスで一部公開中

月刊「Hanada」12月で連載が始まった「“脱会屋”の犯罪」が、Hanadaプラスで一部公開中だ。 hanada-plus.jp 公開されたのは見出し4つ分。 12年5カ月にわたる拉致監禁 魔女狩りが横行 武器を持って教会を襲撃、女性信者に手錠をかけ拉致 一回目の監禁 これを読…

養子縁組の一体どこが「常軌を逸して」いるのか? 報ステ大越キャスターの暴言~元2世信者・小川さゆりさんらヒアリング

1,養子縁組あっせん法の施行は2018年。小川さゆりさんの妹たちの頃は法律そのものがなかった 2,子どものいない夫婦のための養子縁組。一体どこが問題? 3,精子の提供を受けて子どもを授かったレズビアンカップルを「新しい家族の形」として報じたNHKニュ…

生きていた勝共連合。この団体と手を切って自民党に何の得があるのだ!

旧統一教会の関連団体、勝共連合が今月に入って街頭演説をスタートさせていた。 自民党から関係を断絶され、もはや青息吐息、抗議の声も上げられないほどへたっていたのかと思いきや、同連合副会長の渡辺芳雄氏の演説は力強さに満ちていた。国家的危機を憂う…

宗教法人法を逸脱してでも旧統一教会をつぶしたい岸田内閣。これは宗教弾圧だ!

1,宗教法人法の恣意的な運用による露骨な宗教弾圧 2,全ては「旧統一教会と関連団体との関係を断つ」から始まった 3,宗教団体が政治活動を行う自由は宗教法人法で保障されている 4,信仰の表白を強いて議員やスタッフを選別する行為は「信教の自由」の侵害…